レジデンストラックでミャンマー人を受け入れるための準備について

必要書類での誓約書に必要事項が書いてあるのでまとめました。タイ・ベトナム等は上陸拒否国に指定されているため、緑枠より前の項目の対応が求められます。ミャンマーの場合は緑枠の部分を確認してください。

※ミャンマーの場合は以下の携帯電話に関する記述は、推奨に留まりますが。その項目を用意する場合に必要ですし、今後入国拒否国に指定される可能性もあるため記録しておきます。


入国拒否国との比較

入国拒否の対象地域
(タイ、ベトナム)
入国拒否の対象地域ではない国・地域(ミャンマー等)
入国前14日間の、検温 症状ないかの確認入国前14日間の、検温 症状ないかの確認
移動手段の制限(自家用車・受入企業・団体所有車両・レンタカー・ハイヤー)移動手段の制限(自家用車・受入企業・団体所有車両・レンタカー・ハイヤー)
出発前72時間以内の陰性証明(入国審査官に提示・提出)———必要なし
民間医療保険に加入していること。(推奨のみ)民間医療保険加入
→必須になりました 9/17
LINEインストールと14日間の報告———必要なし
COCOAインストールと14日間利用<>(推奨のみ)COCOAインストールと14日間利用
入国後、14日間、位置情報を保存*1 次項で解説(推奨のみ)入国後、14日間、位置情報を保存

入国後の位置情報保存に関しての解説

これは、常に誰かに位置情報を報告するものではないため、記録しておいて何か陽性者が発生した時の行動の確認の目的と思われます。設定方法を簡単に紹介します。

Apple系のデバイス

ホーム→設定→プライバシー→位置情報サービス(ONにする)
さらに、→システムサービス→利用頻度の高い場所(ONにする)

Android系のデバイス

GoogleMAPを利用します。GoogleMAPの「設定」(三本線のマーク)からロケーション履歴の設定→ONにする

以上の方法で記録することが出来ます。


今回の措置だけの為に携帯を用意する方法

本人名義では、携帯電話・SIMカードの用意は渡航前にできませんので会社名義で本人の携帯を今後も利用できるように用意する場合以外はこの措置の為だけに携帯電話を用意する必要があります。その場合の必要なものをメモします。

携帯電話(中古で十分です。最新のOS等が入れば問題ないので、ざっくりと価格2万円以下のものでもOK)

SIMカード
例:LINEモバイル等 インターネットからの申し込みで数日で送られてきます。料金プランは、電話番号が必要ないなら月額600円~ 必要なら月額1100円~ 初期費用はSIM発行手数料とウェブ登録手数料の3400円 音声SIM解約手数料1,000円
※ 今のところ音声SIMは必要なさそうなのでデータSIMでも可能そうです。

注意:携帯電話を買う時は Softbank系・docomo系・au系を確認の上それに対応するSIMカードを契約すること。LINEモバイルは一例として説明しましたが、法人契約ができません。どうしても法人契約が必要な場合は他の会社をご利用ください。


設 定

メールアドレス・・・携帯電話のアカウント登録、Googleアカウント登録などの為にメールアドレスが一人一つ必要です。

APN設定・・・SIMカードをさした後に自動的にインターネットがつながらない場合は自分でAPNの設定が必要です。

その他ソフトのインストール<wifi環境で行いましょう。>(LINE/COCOA/GoogleMAP)


携帯電話等準備費用

以上の準備で、本体15,000円だったと仮定して、

初期費用 18,400円 + 月額 1,100円 + 解約手数料1,000円 程度の 合計20,500円 が想定されます。


メモ

上陸拒否、査証効力停止、査証免除停止、上陸制限措置という三つの言葉が複雑ですが、ミャンマーは上陸拒否対象国ではありません。

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