ミャンマー入国拒否対象地域指定に伴い、レジデンストラックで来日する場合の変更点まとめ【エンジニア】

目次

  • 変更点まとめ
  • 現地で受けてくるPCR検査について
  • 携帯の設定について

この文章で、概要を確認し、実際入国する前は以下のページを確認してください。


変更点まとめ

赤字の部分が今回の追加点です。

入国拒否の対象地域
(ミャンマー)
入国拒否の対象地域ではない国・地域
(タイ・ベトナム等)
入国前14日間の、検温 症状ないかの確認入国前14日間の、検温 症状ないかの確認
移動手段の制限(自家用車・受入企業・団体所有車両・レンタカー・ハイヤー)移動手段の制限(自家用車・受入企業・団体所有車両・レンタカー・ハイヤー)
出発前72時間以内のPCR陰性証明
(入国審査官に提示・提出)
———必要なし
民間医療保険に加入していること。民間医療保険に加入していること。
LINEインストールと14日間の報告———必要なし
COCOAインストールと14日間利用(推奨のみ)COCOAインストールと14日間利用
入国後、14日間、位置情報を保存*1 次項で解説(推奨のみ)入国後、14日間、位置情報を保存

現地で受けてくるPCR検査について

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html

所定のフォーマット 令和2年11月2日に 外務省ページからダウンロードしたもの>

  • (1)所定のフォーマット(Word)を現地医療機関が記入し、医師が署名又は押印したもの
  • (2)任意のフォーマット(ただし、所定フォーマットと同内容が記載されていること、具体的には、ア 人定事項(氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別)、イ COVID-19の検査証明内容(検査手法(所定のフォーマットに記載されている採取検体、検査法に限る)、検査結果、検体採取日時、検査結果決定年月日、検査証明交付年月日)、ウ 医療機関等の情報(医療機関名(又は医師名)、医療機関住所、医療機関印影(又は医師の署名))の全項目が英語で記載されたものに限る)

外務省:再入国の際に必要な手続・書類等 からの参照ですが、再入国以外の(国際的な人の往来再開に向けた段階的措置(外国人の方が利用される際の査証の申請等について)https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page22_003381.html からリンクが張られていたので共通するものとみて間違いないようです。

入国後の位置情報保存に関しての解説

これは、常に誰かに位置情報を報告するものではないため、記録しておいて何か陽性者が発生した時の行動の確認の目的と思われます。設定方法を簡単に紹介します。

Apple系のデバイス
Android

ホーム→設定→プライバシー→位置情報サービス(ONにする)
さらに、→システムサービス→利用頻度の高い場所(ONにする)

Android系のデバイス

GoogleMAPを利用します。GoogleMAPの「設定」(三本線のマーク)からロケーション履歴の設定→ONにする

以上の方法で記録することが出来ます。

https://www.mhlw.go.jp/content/000652555.pdf


今回の措置だけの為に携帯を用意する方法

本人名義では、携帯電話・SIMカードの用意は渡航前にできませんので会社名義で本人の携帯を今後も利用できるように用意する場合以外はこの措置の為だけに携帯電話を用意する必要があります。その場合の必要なものをメモします。

携帯電話(中古で十分です。最新のOS等が入れば問題ないので、ざっくりと価格2万円以下のものでもOK)

SIMカード
例:LINEモバイル等 インターネットからの申し込みで数日で送られてきます。料金プランは、電話番号が必要ないなら月額600円~ 必要なら月額1100円~ 初期費用はSIM発行手数料とウェブ登録手数料の3400円 音声SIM解約手数料1,000円
※ 今のところ音声SIMは必要なさそうなのでデータSIMでも可能そうです。
11/1更新の誓約書にLINEインストールする携帯の電話番号記入欄があるので電話番号必要そうです。

注意:携帯電話を買う時は Softbank系・docomo系・au系を確認の上それに対応するSIMカードを契約すること。LINEモバイルは一例として説明しましたが、法人契約ができません。どうしても法人契約が必要な場合は他の会社をご利用ください。


設 定

メールアドレス・・・携帯電話のアカウント登録、Googleアカウント登録などの為にメールアドレスが一人一つ必要です。

APN設定・・・SIMカードをさした後に自動的にインターネットがつながらない場合は自分でAPNの設定が必要です。

その他ソフトのインストール<wifi環境で行いましょう。>(LINE/COCOA/GoogleMAP)


準備費用

以上の準備で、本体15,000円だったと仮定して、

初期費用 18,400円 + 月額 1,100円 + 解約手数料1,000円 程度の 
合計20,500円 が想定されます。※もっと安く済む方法もあるのはあるんですが、ある程度専門知識がないといけないので、、知りたい人はお問い合わせください。

※この携帯のSIMカードを会社名義のまま本人に貸与する場合は解約する必要がありません。
※本人持参携帯の対応バンドを調べて、日本の対応キャリアのSIMを用意する事、SIMのAPNsettingを、当日空港で済ませ、COCOAインストール、LINEインストールなどを英語設定のまますべて空港で終わらせることが出来れば、携帯電話を別で用意する必要はありません。(つまりこの言葉の意味が分かれば大丈夫です。)

<END>


外務省による変更点の説明

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008919.html

感染症危険情報レベル3への引き上げに伴う新型コロナウイルス感染症対策本部の公表等により、新たに入国拒否対象地域に指定されたミャンマー及びヨルダンについては、11月1日以降に日本に帰国・入国する際の水際措置が以下のとおり強化されます。

(1)日本人を含む全ての本邦入国者が、空港での新型コロナウイルス感染症の検査の対象となります。

(2)これに加え、これら2か国から入国する外国人については、原則入国拒否になりますが、特段の事情により入国、再入国する場合には、出国前72時間以内に受けた新型コロナウイルス感染症の検査証明を入国時に提出することが新たに必要となります。11月15日以降、入国時に当該検査証明を提出しない場合には、入国拒否の対象となりますので、御注意下さい。


これまでの最新情報